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アニメ不毛の地に住むオタクのブログ

機巧少女は傷つかない16巻 上巻 Facing "Machine doll II"

やっとでた最終巻。上下巻構成。なかなか新刊発売の発表がなく、ここまできて打ち切り!?と不安になったりもしましたが、無事発売されました。

1年10ヶ月ぶりだそうです。前巻までの内容は読んでいるうちに思い出してきました。

あらすじ

機巧魔術――それは魔術回路を内蔵する自動人形と、人形使いにより用いられる魔術。19世紀最強の男エドワード・ラザフォードは斃れ、狂王エドマンドは《天の玉座》にて神性機巧降誕の時を待つ!機巧都市が瘴気に沈み、異形の怪物が徘徊する中、ついに天全との決戦に臨む雷真。しかし、突きつけられた《真実》は重く、もっとも過酷な決断を少年に強いる。赤羽一門滅亡の夜、あの場で何が起こったか。誰が謀り、誰が祈たのか。遠い日の約束は果たされた。そお代償は、「決して引き換えにしてはいけないもの」。シンフォニック学園バトルアクション!

感想

雷真と天全の戦い決着。上巻ははじまりの夜の真相とマシンドール降誕で終りました。

結末へとどんどん物語が進んでいきます。このペースで一気に最後まで駆け抜けるのでしょうか。

今から下巻読みます。

ゲーマーズ!8巻 星ノ森心春と逆転バックアタック

アニメ放送が開始されたゲーマーズの8巻。「別れましょう」からの続き。

あらすじ

「やっと誰もが、一切の分け隔てなく堂々と『恋』ができるわね」 お互いの関係を白紙に戻した雨野&天道。そんな隙を突かんと、ここぞとばかりに雨野へ卑猥行為を続けるエロゲマニアだが……「折角だから、そのエロい慰め方とやらをして貰おうかな、コノハさん」雨野ついに陥落!?

感想

前巻のラストで少し人間関係ギクシャクするかと思いましたが、相変わらずでした。

バッドエンドに向うわけでもなく、真ヒロインルートへ突入するわけでもなく、こじれたままです。

会話パートのノリもそのまま。これからは星ノ森の出番増えるのかな。

異世界チート魔術師 6巻

1年ぶりくらいに出た新刊。小説家になろう連載時に既読。小説家になろうでの連載が停まっており、打ち切りかな?と思っていた所での発売。まだ続くみたいです。

あらすじ

エリステイン魔法王国の国王と王弟が争った内乱から三か月が過ぎた。太一たちは、冒険者らしい日々を送っていた。盗賊退治、魔物の討伐、そして旅。太一たちは観光目的でガルゲン帝国を目指して立った。途中で立ち寄ったエリステイン第二の都市シーヤックで出会った宿屋を経営する夫妻は、とある商人から嫌がらせを受けているという。太一たちは夫妻を助けることにしたのだが―――。

感想

小説家になろうにて2012年に連載されていたものみたいです。読んだはずですが、ほとんど内容を覚えていませんでした。ほぼ初見のような感じで読むことができました。

よくあるチートでのゴリ押し。展開は単純で謎が残ってモヤモヤもしないので、軽く読める作品です。連載当時に人気だったジャンルそのもの(連載されていたのが2012年なので当然ですが)。

今だと人気ジャンルも少し変ってきたので、最近の作品しか読んだことない人がチートものと思って読むと期待はずれかもしれませんね。

軽く読めるのですが、よくもわるくも後に残るものがありません。前の巻は記憶が定かではありませんが、もっとチートな感じだったと思うのですが、この巻はチート感薄れてます。

食戟のソーマ 25巻 落ちこぼれの生き方

食戟のソーマ25巻。ジャンプ2017年18号から27号掲載分。

あらすじ

ついに始まった「連隊食戟」!敗れた仲間の想いを背負い、創真・一色・女木島の3人が先陣を切る!創真が強運(?)え引き当てたテーマ食材は「そば」。対戦者・紀ノ国ノ必殺料理でもある食材に、どう挑むのか!?

感想

ソーマの運はあいかわらずですね。圧倒的不利の中、定食屋での経験を元にたたかうという今までどおりの展開でした。

一芸に秀でた相手に総合力で戦いを挑むというのはワクワクしますね。

今回は真面目な一色先輩も大活躍。この人まともに料理できたんですね。

次巻も楽しみです。

エロマンガ先生 9巻 紗霧の新婚生活

アニメ放送中のエロマンガ先生の最新刊。「俺と結婚してくれ」の続き。

あらすじ

「初めて出逢うずっと前から……あなたのことが好きでした」 お互いの過去を打ち明け合い、ようやく心を通じ合わせたマサムネと紗霧。新たな関係を築いていくため、二人は子供の名前を考えたり、初デートに行ったりと初々しいやり取りをする。そんな和泉兄妹に、エルフとムラマサが言ったこととは!? 「つい数日前、オレが実際に体験したことだ」 先輩作家の草薙から、酔った過ちで危険なメッセージを誤射してしまったことを相談されたマサムネと国光。彼の家に現れた人物とは? そして獅童国光渾身の新作小説の内容とは? 「貴方たち兄妹に、謝ることがあります」 叔母の京香に紗霧との新たな関係を報告したマサムネ。だが京香の返答は意外なもので……。氷の表情の裏に隠された京香の複雑な思いとは――? 和泉兄妹に京香がずっと隠してきた「秘密」がついに明かされる!

感想

あらすじを読んで、あの展開から短編集!?と思ってしまいましたが、そんなことはありませんでした。いろいろな展開がつながってるという意味では短編集的ではありました。

「初めて出逢うずっと前から……あなたのことが好きでした」

第一章は前巻最後のプロポーズに対する返答。年齢的な問題もあり、結婚は無理ということで、恋人となったエロマンガ先生とマサムネ。とても甘い話でした。

「つい数日前、オレが実際に体験したことだ」

第二章は草薙先輩に呼び出されたマサムネと獅童。ちょっとメタな話でした。『あなたが泣くまで踏むのをやめない』(電撃文庫)とか『りゅうおうのおしごと!』(GA文庫)とかをまったく知らないと、ちょっと理解しにくい部分があるかもしれませんね。

現代のネットぽいネタで面白かったです。

「貴方たち兄妹に、謝ることがあります」

第三章と第四章はちょっと過去の話。ちょっとシリアスな空気でしたが、めちゃくちゃ重い展開ではなかったのでよかったです。パラパラめくって挿絵みちゃうとネタバレですが、最後にちょっと奇跡が起きました。

次の巻も楽しみです。

ストライク・ザ・ブラッド 17巻 折れた聖槍

あらすじ

新学期を迎えた彩海学園。なんとか無事に進級した暁古城は、絃神市国の領主の仕事からも解放されて、めずらしく平穏な日々を過ごしていた。 しかし絃神島に突如現れた未確認の魔獣との戦闘で、宮住琉威と天瀬優乃が重傷を負う。魔獣退治の専門家である太史局の妃崎霧葉は、琉威たちの敵討ちに燃える香菅谷雫梨に共闘を持ちかけるのだが……。 一方そのころ獅子王機関は日本政府の意向を受けて、第四真祖の新しい監視役の準備を始めていた。自分が解任されるかもしれないと聞かされて、動揺を隠しきれない雪菜。しかも、魔獣との戦いにより、雪霞狼が破壊されてしまい――。 そんな雪菜の前に現れたのは、彼女と瓜二つの容姿を持つ謎の少女だった――!

感想

帯とかあらすじにも書かれているように、偽雪菜が登場します。

なんだか見覚えのある話で、『雪菜√Before/After』を元にしたアニメ『暁の帝国篇』を再構築した物語でした。カス子さんとか、人工魔獣とか、タイトル通り槍が折れたりと、いろんな要素が入って、再構築されてるので、アニメ視聴してて展開が予想できても楽しめました。。アニメ視聴から時間がたっていて、内容をはっきりと覚えていなかっただけかもしれませんが。

槍は復活するし、魔獣も倒してハッピーエンドなのですが、なんで零菜が未来からきたのかという謎は残りました。今後も零菜は登場するのかなぁ。

魔法科高校の劣等生 22巻 動乱の序章編<下>

あらすじ

二〇九七年四月。 横浜で行われた、十師族及び師補十八家の後継者たちを集めた会議での達也の振る舞いは、他家との軋轢を生む。 “全ては深雪を守るため”の達也の判断を支持する真夜。しかし、同時に他家への警鐘を鳴らす――特に、十文字家と十山家への警戒を強めるのだった。 時を同じくして、十師族『三矢家』の少女、三矢詩奈が行方不明に!? 彼女を捜索する矢車侍郎と第一高校のメンバーたち。 その裏には国防陸軍所属の遠山つかさの暗躍の影があった――。 “人間”と魔法師の共存。魔法師に集まる人々の懐疑心が、彼らの状況を一変させ、そして動乱の渦へと巻きこんでいく。 

感想

前巻で四葉(達也)と他の二十八家の間にちょっと溝が生まれましたが、今巻でも生まることはなく、継続です。

この巻は遠山つかさのかませ臭とうか小物感がすごかったです。次の孤立編に向けてだとおもわれますが、ちょっとどうなんだろうという感じでした。初期のような戦闘とか技術面での達也すげぇというのが少くなっていますね。

四葉継承編くらいから、政治的な駆け引きみたいな描写が増えてきてましたし。政治的なものに縛られてるから力技での解決ができなくなったとも言えます。だいぶ作品の印象変わってきてますね。

最後のリーナの「see you again」というセリフが気になります。近いうちにまたリーナ登場かなぁ。