ゲーマーズ!12巻 ゲーマーズと青春コンティニュー
白銀の墟 玄の月 1巻、2巻
十二国記18年ぶりの新作長編がやっと出ました。舞台はついに戴国へ。 蓬莱の泰麒の様子が描かれた十二国記0巻といえる『魔性の子』、泰麒が驍宗を王に選ぶまでが描かれた『風の海 迷宮の岸』、各国が協力して泰麒を救出する『黄昏の岸 暁の天』に続く物語。『黄昏の岸 暁の天』で帰還した泰麒が戴国へ帰還。ついに驍宗を探す旅がはじまります。
驍宗を探す李斎と泰麒。協力者が増えていき驍宗の手がかりを追っていく。1巻の序盤で、それっぽい男の描写があったので、意外と早く合流となって阿選討伐準備がされるかと思いきや、2巻まで終わっても、驍宗との合流は叶わず。
泰麒は民を救うため途中で李斎と別れ白圭宮へ。泰麒と別行動になったことで、李斎は驍宗の死がまったくわからない状態に。死亡した武将は本当に驍宗なのか。泰麒、李斎の視点で物語が進んでいきますが、互いの時系列が描写順なのかはわかりません。
18年ぶりの新刊はファンタジー以外にミステリー要素も感じます。
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない9巻
ついに妹モノを書くと決めた主人公。
妹がいるのに妹モノを書くことに悩みながらも書き上げていく。 取材と称したあいかわらずのイチャイチャもあり良かった。 文化祭ではWピース先生や舞たちとのからみも。
非常に気になる終わり方で、次巻が非常に気になる。
本能寺から始める信長との天下統一
高校の修学旅行で主人公・黒坂真琴が戦国時代へタイムスリップ。
一時期乱発された女体化系ではなく、ちゃんと武将は男でした。歴史を扱ったライノトベルでは逆に珍しいパターンかもしれません。
歴史系を除けば、よくある知識に価値を見出される系で、ハーレムができるような物語でした。テンポよく話が進み読み易く、面白い作品でした。
数字で救う! 弱小国家 4巻 平和でいられる確率を求めよ。ただし大戦争は必須であるものとする。
あらすじ
紆余曲折の果てに、契を結んだソアラとナオキ。女王となったソアラは一児の母となり、そしてナオキは王配(女王の夫)としてソアラを助けつつ、宰相としての職務を日々こなしていた。 なぜかちゃっかり宮廷女官長兼ナオキの愛人(女王陛下公認)におさまっているテレンティアが、しっかりナオキとの子を作っていたりするが、それはさておき、弱小国ファヴェールは平和であった。 ――そのはずだったのだが。 ファヴェールが所属する国家同盟と、他の諸国連合の関係が悪化。史上最大規模の、『国家連合同士の大戦』が迫る。
感想
異世界転移、内政系。数学理論がメイン武器という珍しいさく品の第4巻。
前巻からは5年経過しており、トゥーナも成長し、主要キャラとなっています。 ヒロインは出産しているし、主人公は普通に愛人がいて、さらに愛人との間に子供までいるという、なかなかない展開になっていました。
今巻から新章であり、序盤は新たに主要キャラとなったトゥーナ中心で話が進み、徐々にセリザワ宰相とソアラ女王のターンになっていきます。
今巻からは大戦争がはじまり、スケールが大きくなっています。 今後の展開が楽しみです。
乃木坂明日香の秘密4巻
幼馴染回でした。
ただ、あまりヒロインに昇格したという感じはなく、別に幼馴染回は要らなかったのでは……
天才王子の赤字国家再生術4~そうだ、売国しよう~
売国したくて仕方のない王子が主人公の物語。 4巻目は王子の妹、フラーニャ王女がメインでした。
今巻は帝国の次期皇帝を来める皇子会談が開催され、 候補者が全員登場。
物語はここから動乱の時代になりそうなシリアスな雰囲気もありましたが、 あいかわらずのコメディ要素もあり、おもしろかったです。