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アニメ不毛の地に住むオタクのブログ

星繋ぐ巫女のフォークロア ――人狼×討討伐のメソッドII――

MF文庫J 第12回新人賞佳作『人狼と天使のプレセピオ ――人狼×討討伐のメソッドI――』の続編。

あらすじ

人狼討伐に全てを懸ける男・吉田射織。肩書は東京人狼討伐庁長官補佐、あだ名は討伐サイボーグ、嫌いな物は馬鹿と無能と人でなし、欠点は致命的な方向音痴。出張中に遭難した山奥で、射織は幼い少女と出会う。少女の名は、秋宮アイカ。純真無垢な少女の故郷《神代村》は、美しくのどかな理想郷。しかし村には秘密があって……。死者にまつわる奇妙な村の風習、肉を模した赤い餅、存在しえない絶版雑誌、眼球抉りの映画ヒロイン、秘密を暴いた記者の失踪――バラバラのピースは、解けて砕けて交錯し、やがては大きなうねりを起こしていく。この出会いは悲劇か奇跡か幻か。星々煌めく七夕の夜――全てが“繋がる”。

MF文庫J書籍紹介ページ

感想

2巻は吉田射京が主人公ですすんでいくかと思ってましたが、東京人狼討伐庁長官補佐・吉田射織が主人公でした(吉田射京もでてきました)。

1巻は人狼ゲームがベースになっており、「人狼は誰か?」や侵災の人狼《VOLF》と天才官・吉田射京の頭脳戦が中心でしたが、、2巻は村の謎ときみたいな話でした。

討伐サイボーグと呼ばれ、合理性を重視していた男が、少女に出会って、かわっていく。人と人の出会いというのは、すばらしいですね。

印象は違ったけれど、人狼×討討伐のメソッドで面白いと感じた部分はそのままでした。

3巻が出たら間違いなく、購入すると思います。