名称未設定

アニメ不毛の地に住むオタクのブログ

魔法使い黎明期 劣等生と杖の魔女

ゼロから始める魔法の書』の作者の新巻。なぜか前作とは別のレーベルからの出版です。

ゼロから始める魔法の書』読了しているため、前作を知らなくても楽しめるかは不明です。時系列は繋がっており、前作の登場人物も多く登場するので、前作を読んでから読んだ方がいいとは思います。

魔法学校に通う記憶喪失の少年が主人公。前作とは異なり、少年が主役であり、今作の方がファンタジー色が強くライトノベル感があります。

前作を知っていると前作キャラの性格が分かっているので、何となく展開が読める部分があります。

理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?

表紙につられて購入。タイトル、冒頭イラストから感じるイメージよりもダークな作品でした。

本当は強いのに、既存の評価制度では低評価となってしまう主人公と、既存の評価制度で最高ランクに該当する娘が主役となる作品。このタイプの2人が中心となるのは、テンプレ設定と言えます(同様の組み合わせの作品としては『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』や『魔法科高校の劣等生』などです)。

いくつかのテンプレ展開もあり、サクサク読める作品ですが、クライマックスが近づくと少しずつダークな感じになってきます。

最後の戦いや、エンディングで明らかになる秘密は今後の展開を楽しみにさせます。 続刊が出れば、間違いなく購入しますね。

ディズニーへ行ってきました。ぼっちで。

タイトル通りですが、ディズニーランドとディズニーシーへ行ってきました。ぼっちで。

2回目のディズニーランド、はじめてのディズニーシーです。 1日目はシーを回って、2日目はランドを半日回って帰りました。

絶叫系、落ちる系ダメなので、主に散策、お土産購入メインでしたが、ぼっちで楽しめました。

ちょうどハロウィンの時期だったので、コスプレしてる方が多かったですね。 多くの方がダッフィーと仲間たちの耳やポーチを頸からぶらさげていて、普通の格好の方が少なかったです。

魔王学院の不適合者2 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

小説投稿サイト「小説家になろう」で連載中の作品です。nコードは、n1578dxです。

未来へ記憶を持ったまま転生した史上最強の魔王が、子孫たちが通う魔王学院へ通うお話です(タイトルが全てを表してる作品増えましたね)。

主人公最強系で、都合良すぎと思う箇所もありますが、伏線や叙述トリック的なものがあって面白い作品です。

今巻は第2章 魔剣大会編です。

プロローグの回想で魔王の右腕である凄腕の剣士が登場。そして、物語冒頭で魔王学院に優れた剣の腕を持ち、2千年前の時代とかかわりのありそうな新キャラ・レイがやってきます。

レイは2千年前の魔王の右腕かな?と思って読み進めましたが、今巻ではレイの正体は分からず。

今巻では魔族最強の剣士を決める魔剣大会が開催。なぜか不適合者・アノスも推薦され、大会に出場。

アノスを嵌めるために仕組まれた剣術大会でしたが安定のアノスTUEEEで解決。陰謀を力技で捻じ伏せ痛快です。

レイの正体や最後に登場した仮面キャラ(アヴォス・ディルヘヴィア?)などが残っており、次巻以降も楽しみです。第3巻は秋頃発売予定。

浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族

浜村渚の計算ノートの長編2作目。 タイトル通り、今巻のモチーフはつるかめ算

「方程式を使うことを禁じられた村」で起こる殺人事件なのですが、 いつものテロ組織は登場せず、浜村渚もあまり出てこないという雰囲気が異なる作品でした。

数学ネタというよりは、ストーリー性が重視されているような印象です。 今作もおもしろかったですが、浜村渚シリーズのいつものおもしろさはなかったです。

りゅうおうのおしごと! 8巻

アニメ化作品の第8巻。将棋のニュースをみていると、現実が小説を追い抜いている感じがしますね。

8巻目は作品初期から登場していた、月夜見坂燎と供御飯万智の回。

感想

山城桜花のタイトル戦のために京都へ行く序盤からロリ成分多めでとばしてます。ちんちん電車をお上品に「おちんちん」としてもアウトでしょう。

この巻は山城桜花戦のエピソードの合間に短編が挿入されるという特殊な構成をしていました。 この特殊な構成のおかげで、親友同士のガチ対局の重さがずっと続かず、サクサク読めました。

短編はロリ要素でおもしろいし、タイトル戦は、熱かったです。

次の巻も楽しみです。

デュシア・クロニクル 十二騎士団の反逆軍師

フルメタル・パニック! アナザー』の大黒尚人の描く戦記物ファンタジー。

主人公が天才軍師で戦闘力も高いという設定でした。設定は小説家になろう作品の『神話伝説の英雄の異世界譚』(オーバーラップ文庫で書籍化されています)を思い出しますね。『神話伝説の英雄の異世界譚』はさらに、異世界転移、未来の時間軸などの要素も入っています。

主人公最強系という要素を抜いて考えると、ファンタジア文庫の『天翔虎の軍師』が思い出されます。こちらの作品も弱小国家が軍略で、大国に挑むというストーリーでした。

大陸最強の騎士団に所属していた主人公が祖国に裏切られ、復讐のための力をつけ、祖国と戦うというストーリー。武と知に優れる主人公が強敵を倒すのはスカっとしますね。

個性の強いヒロイン枠のキャラクターも多く、今後の展開が気になります。