名称未設定

アニメ不毛の地に住むオタクのブログ

りゅうおうのおしごと! 8巻

アニメ化作品の第8巻。将棋のニュースをみていると、現実が小説を追い抜いている感じがしますね。

8巻目は作品初期から登場していた、月夜見坂燎と供御飯万智の回。

感想

山城桜花のタイトル戦のために京都へ行く序盤からロリ成分多めでとばしてます。ちんちん電車をお上品に「おちんちん」としてもアウトでしょう。

この巻は山城桜花戦のエピソードの合間に短編が挿入されるという特殊な構成をしていました。 この特殊な構成のおかげで、親友同士のガチ対局の重さがずっと続かず、サクサク読めました。

短編はロリ要素でおもしろいし、タイトル戦は、熱かったです。

次の巻も楽しみです。

デュシア・クロニクル 十二騎士団の反逆軍師

フルメタル・パニック! アナザー』の大黒尚人の描く戦記物ファンタジー。

主人公が天才軍師で戦闘力も高いという設定でした。設定は小説家になろう作品の『神話伝説の英雄の異世界譚』(オーバーラップ文庫で書籍化されています)を思い出しますね。『神話伝説の英雄の異世界譚』はさらに、異世界転移、未来の時間軸などの要素も入っています。

主人公最強系という要素を抜いて考えると、ファンタジア文庫の『天翔虎の軍師』が思い出されます。こちらの作品も弱小国家が軍略で、大国に挑むというストーリーでした。

大陸最強の騎士団に所属していた主人公が祖国に裏切られ、復讐のための力をつけ、祖国と戦うというストーリー。武と知に優れる主人公が強敵を倒すのはスカっとしますね。

個性の強いヒロイン枠のキャラクターも多く、今後の展開が気になります。

脱サラした元勇者は手加減をやめてチート能力で金儲けすることにしました

小説家になろうでの連載作品『剣士を目指して入学したのに魔法適正9999なんですけど!?』、『魔王の娘は世界最強だけどヒキニート! ~廃教会に引きこもってたら女神様として信仰されました~』が書籍化された作者の初の書き下ろし作品。

購入してから、前述の2作品の作者だと知りました。

元勇者とか、ブラコンの天才妹、吸血鬼のお姫様、美女ハンターが登場します。

タイトル通り、脱サラした元勇者が自身の力を利用して成り上がる話でした。

金儲けというタイトルから、守銭奴みたいなクズ勇者の物語かと思ったら、普通に熱い男の物語でした。

会社をやめて、ある目的のために起業した勇者。

次々とビッグビジネスを成立させていく流れは読んでいてスカッとします。

『神聖帝国』という経済・軍事に優れた超大国に敵視され、邪魔をされるという展開も王道展開で、面白かったです。

ただ、王道展開である程度流れが予想できてしまうので、予想できない展開が生み出す面白さというものはありませんでした。

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 5巻

妹がヒロインのラブコメ5巻。アニメ化みたいですね。

ファンタジア文庫のホームページには特集ページがあります。

感想とか

最終選考の落選から始まる5巻。ヒロイン描写の弱さを指摘され、理想の女の子像をはっきりさせるため、妹とイチャイチャします。

今までは涼花の小説のために取材と称したイチャイチャがありましたが、今巻は主人公の小説のために取材と称したイチャイチャが。

どんどん涼花が過激になっていきますね。

最後は理想のヒロイン像は涼花だと気づき、ちょっぴり進展あり。まだまだ物語は続くみたいです。

本好きの下剋上 第四部 貴族院の自称図書委員I

小説家になろうで人気の作品。第四部の1巻目。帯によると、このライトノベルがすごい!2018第一位みたいです。

プロローグからシュタープの基礎までとリーゼレータとエーファ視点の短編2編でした。

小説家になろう」へのリンクです。 →本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

感想とか

前巻で眠りについたマインの目覚めからはじまった第四部。貴族院への移動により、舞台が広がり、登場人物がいっきに増えました。

本を作り、領主の養女(貴族)となり、ついに図書館のある貴族院での生活がスタートしました。本関連で相変わらずマインは暴走してますね。

目覚めて元気になっているはずだったのに、虚弱さは相変わらず。虚弱者ゆえに、死に掛けるのも相変わらずです。

予測できない行動をするマインは面白いです。どんどんページをめくってしまいます。

最弱無敗の神装機竜14巻

いろいろと謎が明かされてきた14巻。

冒頭はルクスの過去の夢。5年前の革命の日のはずなのに、なぜかルクスの記憶と違う。過去の記憶の矛盾は解決することなく、『大聖域』の深層があらわれ、試練開始。

試練を通して少しずつ、ルクスの革命の日の記憶が明かに。

いろいろ驚きが多く、話が進んだ巻でしたが、シングレンやフギルと決着はつかず、次の巻へつづく。

ゼロから始める魔法の書XI 獣と魔女の村づくり

前半は傭兵の故郷の村(廃村)を立て直す過程でのお話。最後はタイトル『ゼロから始める魔法の書』の意味が分かり、最終巻みたいな感じでした。

後半の短編については、雑誌に連載されていたもののようです。

全体的にほのぼのした話が多かったですね。傭兵の人の良さが分かる話が多かったです。