ゼロから始める魔法の書XI 獣と魔女の村づくり
前半は傭兵の故郷の村(廃村)を立て直す過程でのお話。最後はタイトル『ゼロから始める魔法の書』の意味が分かり、最終巻みたいな感じでした。
後半の短編については、雑誌に連載されていたもののようです。
全体的にほのぼのした話が多かったですね。傭兵の人の良さが分かる話が多かったです。
せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみ~んな16さいだよっ?
第13回新人賞受賞作。まだタイトル長い作品が流行ってるんですね。(いい意味で)頭悪いタイトルに惹かれて購入。帯の宣伝文は「史上再興難度の【ロリアンルーレット】がいま、はじまる!」。
感想
ロリと先生(志望の少年)の物語です。本物のロリの中から、ひとりだけいる合法ロリを探すというストーリー。あらすじを読むと、田口一の『この中に1人、妹がいる!』が思い出されます。
教師志望の主人公・六浦利孝は育ての親である教育界の重鎮・德田院大五郎からロリにまぎれた合法ロリの許婚をみつけるという試練を課されます。試練を突破できれば、教育界に多大な影響力を持つ德田院家の家督を継ぐことができ、達成できなければ德田院の力をもって、教育界から追放されるという、ハイリスク・ハイリターンといえる状況に。
六浦利孝は試練を断わるつもりでしたが、自身の夢を人質?にとられ、不本意ながら試練に挑みます。
許婚候補の4人のロリは全員主人公への高感度MAXで最初からハーレム状態。全員が望んで許婚候補となっているため、自分こそが合法ロリであるといっています。
ストーリーは4人それぞれとのエピソードで構成されています。全員が小学生とは思えない一芸に秀でているため、なかなか確定できる情報が得られません。
釈然としないエピローグで物語は終了。売上が良ければ2巻を出すというのを前提にしているからでしょう。
くずクマさんとハチミツJK 3巻
ハチミツの汗をかくヒロインとクマになってしまう主人公のドタバタペロペロラブコメ3巻。今回はササの髪をもつヒロインが登場。
感想
3巻はササの髪を持つヒロインが登場。今回は学園もので定番の学園祭のお話。
前の巻に増して桜が変態さんになってました。
最後は進展があり、何か打ち切りっぽくない?と思っていたら、あとがきで3巻で幕引きとの記述が。3巻で終わったのは残念ですが、続いてもダラダラ惰性で続くだけなら終わってよかったかも。
ストライク・ザ・ブラッド 18巻 真説・ヴァルキュリアの王国
『ストライク・ザ・ブラッド 18巻 真説・ヴァルキュリアの王国』はOVAの再構成らしいです。前巻がアニメ『暁の帝国編』の再構成だったので、2巻連続でまったくの新規の話ではなかったことになりますね。
前巻同様、再構成で別物になっているようす。
感想
ラ・フォリアからの招待でアルディギア王国へ。
冒頭の煌坂紗矢華が暁古城へラ・フォリアからの招待状を渡すくだりから一筋縄で進まなくて面白いですね。煌坂さんは相変わらずいいキャラしてますね。
アルディギア王国に着いて、ラ・フォリアと合流。久し振りの古城とラ・フォリアです。
煌坂とラ・フォリアが出てくる巻は古城とのやり取りだけで面白いです。
不穏な空気が流れつつも、イチャイチャ展開があり、物語は進行。ラ・フォリアの家系は強烈なキャラが多いですね。
事件発生から解決までは、いつにも増して古城が変態さんでした。
事件の解決後のエピローグでは、ついに第一真祖が登場。次の展開が気になります。
魔法少女リリカルなのはVivid 19巻
発売からだいぶ時間がたちましたが、『魔法少女リリカルなのはVivid 19巻』を読み終わりました。
あらすじとか感想とか
冒頭はなのはのウォーミングアップ。なのは VS フェイトの模擬戦。ウォーミングアップのはずなんですけど、なのはさん、かなり飛ばしてます。フェイトママがあきれるのはお約束ですね。
結局フェイト以外も巻き込まれて、なのはさんは万全の状態に。
本当、この人(なのはさん)戦闘狂ですよね。ほのぼのした顔でドンパチやらかすの、ギャップ萌えっていうんですかね。
一方、ヴィヴィオは前の戦いの疲労回復のためぐっすり睡眠。こちらもコンディションはばっちりです。
そしてはじまる、なのは VS ヴィヴィオの試合。なのはさんもヴィヴィオも最初から飛ばしてます。
熱い戦いが続き、なのはさんの必勝パターン、上空からの収束砲。なのは3期(StrikerS)の最後を思い出しました。
決着は次回へ持ち越し。
緋弾のアリア26巻 闇穿つ大蛇
あらすじ
偵高校、そこは武力を行使する探偵――通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジ。武偵高を退学させられ帯銃許可を失う危機に陥ったキンジだが、そこには法の抜け穴があった。武偵企業を設立し、社長になれば武偵免許が保持できるのだ。『遠山武偵事務所』を開業したキンジは、社員となった役立たずの中空知美咲と2人、プロ武偵の業界に渦巻く金と暴力の嵐に立ち向かう。ビジネスの世界でも不可能を可能にすべく奮闘するキンジだったが、そこに『N』の美しくも危険な刺客が迫り……? 大スケールアクション&ラブコメディー第26弾!
感想
今回のピンチは武偵に認められている帯銃許可を維持するために武偵企業を設立し、会社を維持しなければならないという、いままでのピンチとは大分違うものでした。 強敵が現われて、ドンパチがあって……というよりは、ビジネスメイン。戦闘シーンはあっさりしたものでした。
キンジの強みはヒステリアモードだけじゃなくて、人脈だなぁと思いましたね。
次の巻も楽しみです。