名称未設定

アニメ不毛の地に住むオタクのブログ

そういうネタは求めてなかったんだけどな…

先月、新入社員に仕事(事務作業)を教えていたのですが、メモをとる気配がなかったので(メモ帳と筆記具は持ってました)、「大丈夫?覚えられる?」と聞きました。新入社員は「たぶん大丈夫です」と答えました。(内容自体は難しくなく、物覚えのいい人ならメモとらなくても覚えられる内容でしたので、今年の新入社員は私と違って記憶力いいんだなぁと前向きにとらえました)

翌日、その作業を新入社員に任せたのですが、一向に「おわりました」との報告がありません。様子を見に行くと、最初の段階で止まっていました。

どうやら、やり方を忘れてしまったみたいです。もう一度やり方を教え、「絶対にメモとらなくても大丈夫という自信がなければ、メモをとるように」伝えました。

学習して、メモをとるようになるかと思いましたが、その後もあまりメモをとりません。2-3回は同じことを教えています。

日本語通じなかったのかな……

星繋ぐ巫女のフォークロア ――人狼×討討伐のメソッドII――

MF文庫J 第12回新人賞佳作『人狼と天使のプレセピオ ――人狼×討討伐のメソッドI――』の続編。

あらすじ

人狼討伐に全てを懸ける男・吉田射織。肩書は東京人狼討伐庁長官補佐、あだ名は討伐サイボーグ、嫌いな物は馬鹿と無能と人でなし、欠点は致命的な方向音痴。出張中に遭難した山奥で、射織は幼い少女と出会う。少女の名は、秋宮アイカ。純真無垢な少女の故郷《神代村》は、美しくのどかな理想郷。しかし村には秘密があって……。死者にまつわる奇妙な村の風習、肉を模した赤い餅、存在しえない絶版雑誌、眼球抉りの映画ヒロイン、秘密を暴いた記者の失踪――バラバラのピースは、解けて砕けて交錯し、やがては大きなうねりを起こしていく。この出会いは悲劇か奇跡か幻か。星々煌めく七夕の夜――全てが“繋がる”。

MF文庫J書籍紹介ページ

感想

2巻は吉田射京が主人公ですすんでいくかと思ってましたが、東京人狼討伐庁長官補佐・吉田射織が主人公でした(吉田射京もでてきました)。

1巻は人狼ゲームがベースになっており、「人狼は誰か?」や侵災の人狼《VOLF》と天才官・吉田射京の頭脳戦が中心でしたが、、2巻は村の謎ときみたいな話でした。

討伐サイボーグと呼ばれ、合理性を重視していた男が、少女に出会って、かわっていく。人と人の出会いというのは、すばらしいですね。

印象は違ったけれど、人狼×討討伐のメソッドで面白いと感じた部分はそのままでした。

3巻が出たら間違いなく、購入すると思います。

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 3巻

妹がヒロインのラブコメ3巻。

ファンタジア文庫のホームページには特集ページがあります。

あらすじ

「もし私達が負けたら永遠野誓はラノベ作家を引退します!」同人誌即売会の会場で、有名同人作家の神坂姉妹から自分の書いた小説を「キモい」と否定された涼花はブチ切れて、同人誌対決をすることに!?負ければ引退って、どうすんだお前!作戦会議のため、アヘ顔Wピース先生の自宅を訪れた俺と涼花だが…「み、見ないでください…!こ、こんなはしたない…!」妹に何させてるんですか!?困り果てた俺に涼花が提案してきたシナリオは『お兄ちゃんと文化祭でイチャイチャデート』!涼花の母校の文化祭で、俺と涼花の恋人デートが始まる!?お前、生徒会長で有名人なのに大丈夫なのか?

感想

2巻に登場した声優ちゃんが序盤で登場したので、彼女のターンかと思いましたが、3巻はWピース先生でした。

この巻でも新キャラが登場。この作品は、妹以外にスポットがあたり、そのキャラが原因でイチャイチャ取材というパターンで進んでくのかなぁ。

イチャイチャはさらに過激に。妹がどんどんやばくなってきてます。妹の暴走はどこまで行くのでしょうか。

氷室舞・Wピース先生がおわったので、次はいよいよ、アニメ化で声優ちゃんなのかな。

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 2巻

妹がヒロインのラブコメ2巻。1巻の感想はこちら → 俺が好きなのは妹だけど妹じゃない

ファンタジア文庫のホームページには特集ページがあります。

あらすじ

「お兄ちゃんはどこまで迂闊なんですか…っ!」ラノベ大賞を受賞した妹、涼花の代わりにラノベ作家としてデビューした俺、永見祐に早くも最大の危機が訪れる―。ラノベ作家の氷室舞から「俺が本当に永遠野誓なのか?」疑われてしまう。俺の不注意に怒る涼花だが「逆にチャンスなのでは…?」と途中からなぜか嬉しそうになり、出した解決方法は―「お兄ちゃんは、私とイチャイチャしてください!」だと!?『妹モノを書くラノベ作家は妹好きに決まってます作戦』が発動され、俺と涼花はショッピングモールや、海でイチャイチャを舞に見せつけることに!?もちろん演技だからな。

感想

2巻になり、新キャラが登場しましたが、あまり絡みはしませんでした。今後重要なキャラになりそうです。

2巻のメインは同級生の氷室舞。作中作みたいに、妹のかわいさがいいのに、他のキャラにスポットあてられてもなぁ。舞にスポットがあたらなければ、兄妹でのイチャイチャ展開にはならなかっただろうから、必要だったのでしょうけど。

全体的に微妙でした。次巻以降につなげるための話だったのかな?

くずクマさんとハチミツJK 2巻

くずクマさんとハチミツJK 1巻の感想はこちら → くずクマさんとハチミツJK

ハチミツの汗をかくヒロインとクマになってしまう主人公のドタバタペロペロラブコメ2巻。

あらすじ

興奮するとクマになる高校生・阿部久真はハチミツの汗をかく少女・天海桜と出会い、互いの秘密を守るために協力関係を結んだ。季節は夏になり、1日中桜と過ごしてはハチミツをいただく「最高のハチミツライフ」を満喫していたのだが、久真の生き別れた妹・九舞の登場により平穏な日常は崩れ去る。「愛しています、お兄さまぁ!」クマの里で暮らしていた九舞のおかしな行動に振り回される中、久真たちの関係を目撃した少女・酒見圭登に呼び出され――「実はアタシ、サケ人間なんだ」「……へ?」泳ぐとサケ(人魚)になるという圭登に頼まれ、二週間後の水泳大会までに体質の克服をすることに!? 妹クマに人魚が襲来! 私欲まみれのほんわかラブコメ第二弾!

感想

2巻になり新キャラで妹(山奥で父と暮らしてた)と鮭人間が登場。

ドタバタ具合は1巻同様。キャラが増え、ハチミツを舐めるまでのシチュエーションに広がりがでていました。

それにしても、ヒロイン痴女になりつつあるんじゃないかな…ブラウス脱ぎだすのはちょっと。季節が夏になったせいか、肌色成分が前巻よりも多めでした。

くずクマさんとハチミツJK

第12回の新人賞優秀賞受賞作。2016年12月発売。やっと読めました。

上記のリンクはどちらもMF文庫Jのサイトです。

あらすじ

阿部久真は、興奮するとクマになる高校生。ある日、ぼっちのクラスメイト・天海桜の“ハチミツの汗をかく”秘密を知った彼は、欲望に負けて桜を押し倒し、しかも美味しくいただいてしまった!? その極上の味に惚れ込んだ久真は桜に迫るが――「何が何でも(桜のハチミツと)離れたくないんだよ!」「そ、そんな手にはにょり……乗りませんよっ!」。それでも久真は「最高のハチミツライフ」の実現に向け、学校内のクマ(=自分)出没騒動も、クラス委員長・鈴木(猟銃持ち)率いるクマ討伐隊の襲撃も私欲のために利用。すると、ドタバタのなかで桜からなぜかペットとして気に入られてしまって……!? 私欲まみれのほんわかラブコメ、出没!

感想

ハチミツマニアで、ハチミツをなめるとクマになってしまう主人公と、ハチミツの汗をかくヒロインという、すこしぶっとんだ設定の作品。

ハチミツで我を失い、主人公・阿部久真はヒロインを舐めまわす。いつもなら、一度クマ化したらなかなか元(人間の姿)に戻れないのに、ヒロインの極上のハチミツでは、すぐに元に戻れ、ヒロインはかいてしまったハチミツの汗が処理できて、利害が一致するという、ちょっとまってどういこと!?という展開。

ヒロインの妹はメープルシロップの汗をかく、ちょっと引くレベルのクマ好きだし、よくわからないクマ討伐隊が学内に存在するし、深く考えたらいろいろ負けです。

ハチミツの汗を舐めるというのが重要な要素なので、ちょっとアレなシーンが多いです。作者はペロペロラブコメディと表現してますね(作者Twitter)。

一応王道ラブコメでした。

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない

去年の夏ごろに出た作品。お金とか時間とかに余裕ができて、やっと読むことができました。

ファンタジア文庫のホームページには特集ページがあります。

あらすじ

成績優秀で、生徒会長も務める完璧優等生な中学三年生の妹、永見涼花がライトノベル大賞を受賞!?しかもその小説の内容は『兄を溺愛する妹のイチャイチャラブコメ』!?兄の俺にはいつも厳しいのに…。さらにはラノベや萌えがわからない涼花の頼みで、俺が代わりにラノベ作家としてデビューすることに!?それだけでも大事なのに出版された小説は空前の大ヒット!俺(妹)のファンという美少女たち、ラノベ作家や、イラストレーターが集まってきて―。涼花は取材のために、デートしたいと言ってくるし!勘違いしないでくれ、俺が好きなのは妹の書いた小説の『妹』で、目の前の『妹』じゃない。

感想

いわゆる業界ものというやつですが、主人公の妹がラノベ作家としてデビューというのが他の作品と違うところです。

ラノベ作家の業界ものだと、杉井光の『ばけらの!』(GA文庫)やあさのハジメの『桃音しおんラノベ日記』(講談社ラノベ文庫)、現在アニメ放送中の伏見つかさの『エロマンガ先生』(電撃文庫)などがありますが、どの作品も主人公自身がラノベ作家なんですよね。

設定が少し新しいかな、というだけであとはよくあるパターンで話が進みます。先行する作品が多いので、n番煎じ感はぬぐえません。

よくもわるくも王道パターンが続くため、、それが嫌いでないなら楽しめますし、それが嫌いなら、つまらないでしょう。私は楽しめました。

最後が無理矢理はなしを終わらせたという印象です。